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[便利] 簡単に関税目安を知る方法 「税関相談テレフォンサービス」利用のすすめ

2013-07-18 18:53:46

テーマ:
個人輸入ガイド
 

個人輸入で、最も注意しておきたことの1つに「関税」があります。
「関税」とは輸入品に対して通関時に徴収される税金のことです。

関税は輸入される商品の素材や品目ごとに非常に細かく設定されていて、その全てを把握することは非常に困難です。(参考:税関HP 実行関税率表

しかし「関税」の存在を意識せずに個人輸入をしてしまうと関税の支払いで、せっかくのお買い得商品も割高になってしまうことがあります。


ここでは最低限気をつけておきたい製品と、関税を簡単に確認する方法を紹介していきます。

特に気をつけたい製品(関税が高いもの)

・履物類(特に革製の靴)
履物類は、形状や甲の部分と底の部分の素材などによっても関税率が異なりますが、特に革靴にかかる関税は割高で、一足につき商品価格の30%もしくは ¥4300のうちの高い方と定められています。
※個人使用の場合でも免税の対象外で、商品価格の30%または\4300のいずれか高い方になります。
例)商品価格\30,000の革靴の場合
  \30,000×30%=¥9000 +消費税



・素材に皮が一部でも使われている洋服やバッグ

関税率は、商品や素材によって細かく分類されていますが、素材に皮が使われている製品は、関税額が高額になる可能性が高いので注意が必要です。

「思いのほか税金が高かった」ということにならないよう、事前に調べておきましょう。


関税を簡単に確認するには

 


複雑で難しい関税ですが、実は税関は、電話、Eメール、FAXまたは窓口で、個別の問い合わせへの対応を行っています。


税関は日本全国に9カ所、関税率や輸入禁止製品などの確認や相談に応じてくれる「税関相談室」の窓口を設置しています。関税など、個人輸入についての相談がある場合は、最寄りの税関相談官への問い合わせが安心で確実です。 

個人輸入を行う時は、商品購入前に税関相談室に関税等の確認をしておくと安心ですね。

(ご注意)最終的な関税額の決定は、実際に輸入通関手続き時になるので事前照会の商品分類と異なる区分にて税番が確定した場合には、関税率、関税額が変更になる可能性がございます。




 

輸出入通関手続等に関する「お問い合わせ・ご相談」

  (税関HPより抜粋:http://www.customs.go.jp/question2.htm#a
税関手続のご相談につきましては、音声またはFAXでお答えする「税関相談テレフォンサービス(カスタムスアンサー)」(年中無休・24時間受付)や、税関ホームページから閲覧できる「インターネット版カスタムスアンサー」があります。
 また、一般的な輸出入手続などに関するお問い合わせ・ご相談にお応えするため、税関に「税関相談官(室)」を設置しておりますので、お気軽に最寄りの税関相談官にお問い合わせ下さい。         税関相談官(問い合わせ先)


税関相談官等メールアドレス一覧
税関 電話番号 メールアドレス
函館税関 0138-40-4261 hkd-gyomu-sodan@customs.go.jp
東京税関 03-3529-0700 tyo-gyomu-sodankan@customs.go.jp
横浜税関 045-212-6000 yok-sodan@customs.go.jp
名古屋税関 052-654-4100 nagoya-gyomu-sodankan@customs.go.jp
大阪税関 06-6576-3001~5 osaka-sodan@customs.go.jp
神戸税関 078-333-3100 kobe-sodan@customs.go.jp
門司税関 050-3530-8372 moji-sodankan@customs.go.jp
長崎税関 095-828-8619 nagasaki-sodan@customs.go.jp
沖縄地区税関 098-863-0099 oki-9a-koho@customs.go.jp(広報)
 

関税分類(税番)や関税率などについての照会

 貨物の関税分類(税番)や関税率などについての照会を行いたい場合には、以下の連絡先にお問い合わせください。  なお、あらかじめ税関に対し輸入を予定している貨物の関税分類(税番)や関税率などについて照会を行い、回答を受けることができる制度として「事前教示制度」がありますので、こちらもご利用ください。
連絡先、FAX番号一覧
税関 電話番号 FAX番号
函館税関 0138-40-4716    0138-45-8872
東京税関 03-3529-0700    03-3599-6467
横浜税関 045-212-6156    045-201-4467
名古屋税関 052-654-4139    052-654-4130
大阪税関 06-6576-3371    06-6574-7240
神戸税関 078-333-3118    078-333-3147
門司税関 050-3530-8373    093-332-8415
長崎税関 095-828-8669    095-827-0580
沖縄地区税関 098-862-8692    098-863-0390




まとめ

・履物類(特に革靴)や皮製品の購入時は、関税に気をつける。
・個人輸入をする際は、事前に関税を確認する。
・関税目安の確認は、税関相談官への問い合わせで簡単に行える。
・ただし、最終的な関税額の決定は、実際に輸入通関手続き時になるので事前照会の商品分類と異なる区分にて税番が確定した場合には、関税率、関税額が変更になる可能性もある。





 
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